工場・倉庫の遮熱について
日本の夏は暑くなっている
世界の年平均気温は19世紀後半以降100年あたり0.72℃ずつ上昇しています。
気温上昇率が大きい北半球の中緯度に位置する日本は影響を受けやすく、この100年で1.2℃暑くなっています。
特に東京などの大都市はヒートアイランド現象による気温上昇により平均気温がこの100 年あたりで3.2℃上昇しています。
画像はグラフの下に行くほど最近の傾向を表しています。赤い部分が気温の高い日です。暑い日が多くなっていることが分かります。日本の夏はどんどん暑く、そして長期化しているのです。
ドローン遮熱について
工場・倉庫の暑さについて
真夏の倉庫や工場で空調設備がない場合、屋内の最高気温は40~45℃になります。専門的な知識がなくても、人体に対して危険な水準であることがイメージできます。
厚生労働省では、業務における適正気温の基準値として、「WBGT(暑さ基準値)」を定めています。WBGTによると、倉庫内作業に適切な気温の上限値は26~30℃です。
10℃~20℃も違い、倉庫では暑さ対策が必要なことが分かります。